たぶん、発達障害と聴覚情報処理障害。

たぶん、発達障害と聴覚情報処理障害。

病院での受診により、はっきりと「発達障害」や「グレーゾーン」とは言われなかったものの、ほぼほぼそのようなもんです。聴覚情報処理障害(APD)の可能性も疑っています。

実はグレーゾーンでした。発達障害が浸透していなかった頃の受診経験について。

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急展開ですが、実はわたくし

事実上の

発達障害グレーゾーン

であることが判明しました。

 

現在のブログ名は

たぶん、発達障害と聴覚情報処理障害。」。

 

ブログ説明にも、

自己診断ですが、おそらく発達障害と聴覚情報処理障害(APD)を持っているのではと思っています。

と、あくまでも自己診断だと言ってきました。

 

たしかに聴覚情報処理障害(APD)に関しては正式な診断を受けていないのですが、実は2013年に発達障害を疑って2つの病院へ診断を受けに行っていました。

 

 

じゃあ何で、”たぶん発達障害”と言っていたのか?

発達障害受診時のお話をします。

 

 

先程も言った通り、7年前に2つの病院で発達障害について診てもらっています。

ちょうど全日制高校を中退した頃です。

(高校中退時のお話はコチラ→)全日制高校を辞めた理由は聴覚情報処理障害だった。 - たぶん、発達障害と聴覚情報処理障害。

 

 

まず、どちらの病院にも共通していたのは、発達障害の知識が乏しくて、おそらく知的障害と混同していたということです。

 

もちろん、発達障害に関して縁も所縁もない病院に乗り込んだのではなく、きちんと調べて病院選びをしました。 

 

にもかかわらず

医師「障害があるように見えないけど・・・」

私「見た目で分かる障害ではないので(^_^;)」

どちらの病院でもこのやり取りをした覚えがあります。

 

 

そう、

今でこそ発達障害はだいぶ浸透してきていますが、7年前はまだまだ認知度が低かったのです。

 

 

特に1発目の受診先は、発達障害の知識はほぼゼロだったんじゃないかと思います。

なんもしないのが大得意で、人より大人しいとさえ言われる私に、多動性がうんたらかんたら仰っていたし。(小学生のときはクラス1忘れ物が少ない子でした☆)

 

たぶん、

発達障害って何?全然分からないけど、正直に分かりませんとは言えないし。とりあえず何でも良いから知ってる単語を使ってそれっぽいことを言っておこうか。」

てな感じかと。

 

いくら医師の言うことでも知識不足が過ぎたので、さすがにこのままでは納得できないのでセカンドオピニオンを。

 

2度目の受診先からは、受けたIQテストの検査結果と、その結果から医師が書いた考察(要するに診断書みたいな感じ?)を貰いました。

確か、心理テストのようなものも受けた記憶があります。

 

けれど、この病院も決して発達障害に詳しいようには思えなかったし、他の病院ではどんな検査内容かは分からないけど、発達障害にIQはあんまり関係ないんじゃ?とも思うし。

 

でも、2度も受診しに行ったし、知識は薄くても一応診断書は貰えたし。

当時本当に高校生活に限界を感じていたので、とにかく発達障害っぽいことが周りに伝わるような検査結果が出て、早く高校を辞めたかったのです。

そんなに時間と気力もないので、3度目の受診をしようとは思わなかったですね。

 

 

ただやっぱり、イマイチ信憑性に欠ける診断だったし、2軒とも「発達障害」どころか「グレーゾーン」とも言われなかったこともあって、自分は医学的には発達障害ではないんだと最近まで思ってきました。

だから「たぶん、発達障害。」と言ってきたのです。

 

 

なのでどこに保管しているか分からなくなるくらい、診断書はほとんど活用せず。

唯一活用したのは全日制高校中退からの他校転入時ぐらい。

 

 

そこから月日が経って、最近再びその診断書を目にする機会がありました。

 

久しぶりに目を通してみると、具体的な言葉こそなかったものの、いわゆる「発達障害グレーゾーン」を意味するような内容が書かれていることに気付いたのです。

 

 

ほんの一部を抜粋しますと、

  • 認知的能力のばらつきが推測されます。
  • 要点を捉え、要領よく学習したり言動したりすることが苦手と考えられます。
  • 高度の内容の学習や社会場面での対応では困難が生じやすいと懸念されます。
  • 自分の考えを他人に理解してもらえるように表現できない場面が多いのではないかと思われます。

など。 

 

 

「推測されます」とか「懸念されます」とか、始終語尾がボヤっとしてて思わず笑ってしまった(笑)

 

 

でもグレーゾーンって、「○○です。」と断定できないからグレーゾーンなんですよね。

 

 

そこに気付くのにめちゃくちゃ時間が掛かった(-_-;)

発達障害特有の、遠回しの言い方が伝わらないってやつですかね。

 

 

ということで、今になって発達障害グレーゾーンだということに気付きましたとさ。

したがって近々ブログ名を変更すると思いますので、宜しくお願いします<(_ _)>

 

 

この7年の間に発達障害の研究は飛躍的に進んだように思います。

また、医師によって判断がまちまち。

1軒目の病院では発達障害じゃないと言われたものの、病院を3軒渡り歩いて、ようやく発達障害だと診断されたという人もいるそうです。(参照:発達障害を疑って医療機関を受診するまで|キクエスト - 知らない世界を知るメディア

 

なので、今また受診すれば、はっきりと「発達障害」と診断される可能性は高いのかもしれませんね。

 

 

 

発達障害グレーゾーンとは

発達障害の症状は見られるものの、発達障害の診断基準を満たさない状態のこと。

「グレーゾーン」は正式な診断名ではない。

そのため、発達障害の傾向がある場合は、医師から「診断基準は満たしませんが、発達障害の傾向が認められます」などという形で伝えられることがある。 

参考:発達障害の「グレーゾーン」って?症状が軽いこと?診断がおりない理由を説明します | LITALICO仕事ナビ