自分の障害を上手く説明できるのも才能
障害云々に関わらず、自分のことを他者に分かりやすく伝えることって難しいと思うのです。
みんながみんな、出来ることではない。
トリセツのように自分の性格や特徴をセンス良くまとめ上げれたり、
SNSで発達障害症状などを分かりやすくイラストにしてバズっている人たちを見ると、
単純にすごいなと思うと同時に、
残念ながら自分にはその能力は持ち合わせていないんだとひしひしと感じさせられます。
例えば、勉強や仕事で
「ここのこのへんがどういう風に分からないか」
を具体的に言える人と言えない人がいますよね。
それと同じように、自身の障害についても上手く説明できる人とできない人がいます。
私は、聴覚情報処理障害(APD)という障害が存在することをまだ知らない時、
自身の症状について、
「聞いてるけど、聞いてなかった。聞こえるけど、聞こえない。」
と説明していました。
これが精一杯の説明だったのです。
そして最近、この障害が少しメディアに取り上げられるようになって、
「聞き取れない」
の表現を見たときは目から鱗でした。
だから、障害を上手く説明できていないからといって、
嘘ついているとは思わないで。
また、相手に伝わりやすい言い回しができるのは
1つの才能です。
自信を持って、その才能を活かして欲しいです。